2006年ゴールデンウィーク
数年ぶりの9連休(実際忙しくてこんなに休めませんが)、子ども達もみんな中学生になり親の出番も限られてきたので、”今年こそは自分のしたい事をして過そう” と心に決めていました。もちろんそれを知ったかあちゃんにはくどかれましたが・・・
2006年4月29日、師匠と共にチェーンソーを持って我山へ
まずは清水の場所に行って例の物を冷やします。
積雪がかなり多い今年は山菜はまだまだと思っていたら ちびコゴミを発見!
私は主にチェーンソーの練習を、師匠は連休明けにユンボで池を掘り起こすための整備を目的に行きました。
が、チェーンソーの練習は少しだけしか出きず、ほとんど師匠の手伝いをしました。
シバを切ったりホダ木を木移動したりと、汗をたっぷりかいて気持ちいー!
私は師匠と違って花粉症なので、大量に散らばっているスギの葉のかたずけは遠慮していたのですが、(マスクを忘れてしまった!)ひとりではしんどいらしく私も手伝いをさせられました。
足で踏みつけただけで黄色い花粉が ”ぶあ〜” っと舞い上がる、そんなスギの葉を ”慣れれば大丈夫だから・・・” と軽く言う野生児の師匠。
もちろん両手一杯にスギの小枝や葉を抱えて一箇所に運ぶわけですから、私の顔はすごい状態になっていました。(くしゃみの連発に、ティッシュなんてないので鼻水はボタボタ垂れ流し状態)
数時間この作業をしましたが、
”そんなの慣れる訳ねーだろ!!” くしゅん!!
今年もキノコのホダ木を切ったので土手の方へ転がしながら移動しました。
夕方4時過ぎ、私にとっては何かの宗教集団の修行かヨットスクールの体罰ような作業も終わり、汗だくの身体を堤の水で洗いました。フー
お陰様でその晩はティッシュを1箱使い果たすほどの勢いでした。
2006年5月3日
森林組合が残していった手ごろなログでさー練習だ!
ホームセンターに皮むきの道具があったので早速ためしてみました。
皮をむいたら、ログの半割リに挑戦しました。
チョウクラインを使って縦に線を引いたら、エンジン始動。
横引きの歯でもなんとかなるさ と切り始めましたがなかなか思う様には切れず途中でやめてしまいました。
ライン通り切るって意外と難しい!
この写真ではよく見えませんが断面がかなりうねっています。
今度はスカーフにトライ。 なんで本の様に切れないの!?
今度はスライバーで下ログの面を写し取ります。
スライバーは持って行ったものの、あまりの未熟さと不器用さにガックリきてしまい、本日の練習はここまで。
本やビデオを見ると誰にでもできると書いてあるし自分でもそう思い込んでいましたが、実際チェーンソーを使ってみると教科書通りには程遠いことを実感しました。
やっぱり師匠に、はじめからそんな大きいものに挑戦しないで最初は小さいものを作って(トイレとか)練習してみろ! と言われましたが・・・
おっしゃる通りです。 ハイ
ナタの使い方はプロ。 なんでそんなに切れるの!?
おばあちゃんが植えた木の切り株で休憩。ビールが旨い!
いっしょに汗をながし、こうして昔の苦労話を受け継ぎます。
一方、師匠の方はもくもくと切り株周辺の下刈り。
さすが山で生まれ山で育ち、そして営林署や炭焼きで生計をたてていただけあって、その姿は普通。
右隣のカラマツの木は45年前に杉の苗を植えたときに、春の新緑がきれいと言う事で数本植えたそうです。
そんなあの頃がついこの間の出来事のようだと話してくれました。
ビールのほろ酔いもさめ、今度はこの木を倒してみま〜す。
まずは倒す方向にウケを切ります。
我ながらうまくいっています。
そして追い口を切ると・・・ エッヘン この通り
この木は真っ直ぐなので使えるなぁ〜
小枝を落とすにはマサカリが一番!ケガをしない使い
方ももちろん教わりました
2006年5月4日
10日ほど前にイワナを初ゲットした息子。 釣りがしたくてしたくてうるさいので今度は双子のかたわれと姪っ子を連れて昨日と同じ我山付近に行ってきました。
釣れるわけねぇーよ。 と息子を眺めるコギャル達。
まっ、がんばって!
ほとんど釣れないのに静かにしろとかしゃべるなとかうるさい息子。
ここの沢は雪崩の心配もないし、1回来た時があるので私達は車に戻りました。
そしてコギャル達をつれて ”清水を飲みながらおやつを食べに行こう” と、また我山へ歩いて行きました。
ゴールデンウィークだと言うのに一番積雪があるところはご覧の通り。
伐採してからは初めて来た二人、意外と冷静。 もっと驚け!!